教えられているのだ。

なんとも、簡単に、人は死んでしまう。
自然の力で2万人以上の人達が死者行方不明者に、はいっている。

数字ではあっという間に認識できてしまうのだが、

その数のぶんだけ、思いがあり、そして、その人達の生きた証があったわけだ。

一瞬にしてさらわれた町、全てが瓦礫になり、そこにどんな人達がどの様に住んでいたのかさえわからないぐらいに。

残ったものは、人々の思いだけ。


最後に残るものは、自分の命と、その人がつないでいった人との縁のみ。

私達が、アーティストとして、どの様に活動をしていくのか。どの様な心構えで向かって行くかは、今はまだ分からないけど、それぞれに、今までにない考えを与えてもらったのではないだろうか。

忙しい中判断するのは難しい事だ。
だが、この機会に、本物が、見え隠れしているのだと思う。

本物が残ると時がきたのかもしれない。