3次災害

ついにきた。

震災の当初から気にしていたことが。

原発の停電でも、津波放射能汚染でも、液状化現象でもない。

会社が倒産を始めた。まだ始まったばかりなのだが、これから被害はさらに拡大することだろう。

節電も重要。だがその萎縮したムードの中、戦時中の様に、
「贅沢は敵」
「欲しがりません勝つまでは。」
のように、消費そのものを止めるスタンスが、根強く残っている。

確かに、第一目の前のものを使わないし、節約は出来るから、自分がやった気になってしまう。

これは大変危険なことだと私は、おもう。


つまり、すでに経済は停滞し、お金の周りが鈍くなっているということだ。

それは、直ぐには私達には影響を及ぼさないが、結果的自分を苦しめてしまう負のスパイラルが始まる。

企業が倒産、減収になれば、確実に国は税収が減る。赤字の国が更に赤字を出してしまう。

今必要なのは確実に今まで通りに、消費し経済を回すということだ。

自粛ムードは一時の、ものでしかないのだ。盛り上げていくこと。それが絶対に必要だと思う。(もちろん関東と、東北の電力のピークを下げる必要はあるが)