今年の日本のテーマ。
震災の影響からか、思った以上に、困難な道程へと変わってしまった今年の政治事情。
まず、予算、これは、当たり前だが、復興支援に回される。
復興するまでに10兆円をこすと、言われている。
では、その財源はどこから?
予算そのものの見直しもしなくてはならないのかもしれない。
政府は多分そこまでの余裕は無いだろう。
日本人は、そもそも、自らをうちにうちにと入りやすい性格をしている。というよりは国民性だろうか。
相手の気持ちを察し、言葉を発する前に、行動で示す。共感し、同情をする。
外から見ていれば非常に美しく、そして、尊い文化だとおもう。
今回の被災地でもその文化的な人達の対応が、海外メディアから評価されている。
長所には短所もある。
その自粛そのものが、全ての場面で出てしまう。
イベントや各種行事ごと、派手と思われることは自粛してしまい。それを実行に移すこと自体が、悪行のように、見られてしまう。
この自粛は前回の日記にも書いたが、経済の流れを止めてしまうのだ。
その時、一個人は満足するだろう。
しかし、その事柄には色々な業者がかかわり、そして、そこにはお金の流れがある。もちろん雇用もある。
傍観者は、満足だが、お金をかけていた業者にとっては、大きな損害になってしまうのだ。
その事に気づいている人は、少なからず、経済を回す立場の人間、もしくは、敏感に行動してる人達にはわかる事だ。
何より寂しいのは、現都知事である石原さんは、花見などは、やるべきではないと、各東京の祭りを中止、または、自粛に追いやった。
これはほんとうにうえに立つべき人の意見なのかと、正直疑ってしまった。
個人が、それをやるのは大いに結構だが、その理念を都内全てに広めてしまうのは宜しくないのではないだろうか。
これはあくまで一個人の意見でしかないのだが、活気を取り戻さなくてはならない今の状況では、寂しく思う。